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 天寶一 ばら酵母仕込み 「ローズマインド」 |
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” 薔薇×日本酒、2023年広島で開かれたG7サミットの各国代表団に振舞われた天寶一「ローズマインド」 ”
「日本酒は和食を最大限に生かす名脇役」をモットーに和食との融合を目指した広島備後の小さな酒蔵「天寶一」の限定醸造、広島県福山市・薔薇（ばら）の街で生まれたバラ酵母仕込みの日本酒「ローズマインド」です。
2022年より福山限定酒として販売されていましたが、広島で2023年に開かれたG7サミットで各国代表団に振舞われたことにより、2024年から地元福山の活性化に繋がればと全国販売が開始されました。
福山市は、毎年５月中旬に薔薇がきれいに咲く時期、100万本のばらまちをテーマとして、ばら祭り等のイベントを開催し街を盛り上げています。その経緯として、1945年（昭和20年）8月8日の空襲により市街地8割を焼失。1956年（昭和31年）、南公園の住人により「街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そう」と薔薇を植えたのが始まりと言われています。
2013年、福山ばら酵母プロジェクトが福山大学久冨教授のもと始動。福山北部のこだま食品（株）試験農場・福山南部の福山市園芸センターから約50品種のばらを採取。その花から1,300株を超える野生酵母を分離して、発酵性の高い酵母の選別と研究を重ね、同年、培養試験を繰り返し製パンに適したバラ酵母（ミスターリンカーン）の分離に成功しました。
その後、2015年せらワイナリーにてワインの醸造、2020年備後福山ブルーイングカレッジにてビール醸造に成功。
そして、リンカーン酵母が低温においての発酵力が強く日本酒醸造にも適するとの事で2021年３月、株式会社天寶一にて清酒醸造に成功しています。
醸造する上で、花酵母のイメージとして「香りが高く酸がでるのではないか」という不安がありましたが、純粋にばら酵母を採取して培養し醸したお酒は、穏やかな香りと柔らかい酸味があり、想像以上に良い仕上がりとなりました。
地元福山市の薔薇から培養したばら酵母を使用。ばら酵母由来のフローラルな香りと優しい味わいを実現しました。天寶一らしい旨味がありながらも、透明感のあるキレの良い味わいです。
また、ローズマインドは、戦後復興のシンボルでもあり『思いやり・優しさ・助け合いの心』という意味を持っています。「大切な人に心寄せ合いながら楽しんで頂ければ」と思いを込めて醸した日本酒です。
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■原料米：広島県産「千本錦」
■精米歩合：５５％（麹）・６０％（掛）
■日本酒度：＋２．０
■酸度：２．６
■アミノ酸：－
■使用酵母：ばら酵母
■アルコール度：１５％
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■発売：2024年5月
■保存：冷暗所
■配送：普通便
■化粧箱：無し
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