天明 焔 HOMURA 生モト 特別純米酒 本生 R5BY |
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” 焔 HOMURA、季節を重ねる素晴らしさを、優しく包み込むように燗めて ”
日本酒に流れる季節感を様々な方法で表現し、透明感あふれる清き酒を目指した特約店限定銘柄「天明」の限定品、通常商品の速醸系キレる酸ではなく、生モト系のグーンと伸びやかで優しい酸を求めてスタートした生モトの五作目、秋冬に温めて楽しめる「焔 HOMURA」の生モト特別純米本生です。
曙蔵に巣づく、乳酸菌を筆頭とする無数の菌類。そこに辰巳の水からもたらされる還元菌。蔵の仲間たちが放つ、体温というこの蔵独特の個性を帯びた熱源を用いた手モト。整えられた舞台に放たれ、増殖する酵母。菌類が生む、個性ある酸。徹底した水管理と丁寧で清潔な仕事から生まれる天明らしい酸。できた酒は、低温暗所で低温管理。こうして「焔 HOMURA」は生まれる。
原料米には、地元会津坂下産「夢の香」を全量に用いて65%精米、名水「辰巳の水」を仕込水に使用し、うつくしま夢酵母と協会九号酵母をブレンド、生モト造りで醸した無濾過生原酒を秋冬まで瓶貯蔵した特別純米酒です。
R2BYより、焔(ほむら)は天明にしか出せない個性を考えた際、蔵人の体温も蔵の個性を表現する一つの要因であることに気づき、モト慴を、櫂坊から手モト(3時間置きに素手・手のひらでほぐす方法)に変えた。蔵人の熱を利用したことで、より菌類とのやり取りが活発になり、より個性のある酸を得られたとのこと。しっかりと時間を掛け、麹室で造られる麹の酵素力を最大限に生かし、糖化を進めました。
蔵付きの乳酸菌から生み出された乳酸は、その酸度で雑菌が入る隙も無い状態のモトに、乳酸に強い清酒酵母を添加、その中でも生命力が弱い個体は淘汰されます。増殖と淘汰を繰り返し、最終的に強い酵母だけが残ります。
その生命力の強い酵母は、低温発酵にも強く、酵母の死滅率も低い。しっかりと味乗りし、綺麗な旨甘で、とても多様な酸が溢れる酒に仕上がります。天明らしい透明感とモダンな酒質、グーンと伸びやかな優しい酸、全体的なバランスにもご注目ください。
天明にさらなる色合いを添える生の生モト、季節を重ねる素晴らしさを優しく包み込むように温めてお楽しみ下さい。体温から5〜7℃高めがお薦めです。
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■原料米:会津坂下産「夢の香」 ■精米歩合:65% ■日本酒度:±0.0 ■酸度:2.0 ■アミノ酸:1.7 ■使用酵母:協会901号+うつくしま夢酵母F701 ■アルコール度:16度
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■発売:2024年10月(年一回) ■保存:要冷蔵 ■配送:クール便 ■化粧箱:無し
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