創業2010年春、ドメーヌ・タカヒコは、北海道余市町登地区4.5ヘクタールの畑でワイン造りを目的に始まる家族経営の小さな農園です。この畑にはビオロジックで管理されたピノ・ノワールのみが植えられており、最上のテロワールが眠っている北海道余市で新たに創業する注目のドメーヌとして期待が寄せられています。
北海道には人々の五感を魅了するピノ・ノワールに適したテロワールが存在し、ドメーヌ・タカヒコでも余市町登地区のピノノワールの可能性をいち早く知っていただくため、醸造所が完成するまでの数年間、貴彦氏の生家である小布施ワイナリーの一部を借り、そこでワイン醸造を行って「ヨイチ・ノボリ」としてリリースされます。
今回のワインをリリースする最大の理由は、いままで埋もれていた余市という世界的にも珍しいピノ・ノワールの栽培に適したテロワールを少しでも早く多くの人に知って頂きたいという強い思いから始まりました。
そのため、現在のヨイチ・ノボリシリーズは、自社畑の葡萄でなく、自社農園近くの畑で収穫された葡萄が使用されており、ラベルにはドメーヌではなく、造り手である「タカヒコソガ」の名前だけが表記されています。
今回リリースされたワインは、自社畑で栽培されたものではありませんが、タカヒコ氏が「私が知る限り、余市のピノノワールほど素晴らしい果実が実る場所は日本の地で他に無い」とまで言い切る余市のテロワールが十分に表現されている素晴らしい葡萄であることは、飲んで頂ければ解るかと思います。
ドメーヌタカヒコ代表、曽我貴彦氏のヴィニュロン(農民)としての情熱はホームページからも伝わります。なぜ北海道の余市で始めるのか? 貴彦氏の農業やワイン造りに対する思想や哲学に触れることができますので是非一度ご覧ください。https://www.takahiko.co.jp/
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