ココ・ファーム 2017 北ののぼ スパークリング ロゼ |
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” 北海道余市のピノ・ノワールを主体に、ビン内二次醗酵を経て熟成。長い時間と丁寧な手仕事が生み出すチャーミングで上品なスパークリングワイン ”
北ののぼロゼは、ピノ・ノワールにおいて日本屈指の栽培家である北海道余市の木村農園で収穫されたピノ・ノワールをメインに、伝統的な製法で造られたスパークリングワイン「北ののぼ」シリーズに登場したロゼワインです。
木村農園の新しい畑は、赤色粘土ローム土壌の西向きの急斜面にあり、葡萄の木は愛情を持って手入れされており、よく熟したピノ・ノワールを適度な量だけ生産しています。私たちは長い知り合いであるこの家族のピノ・ノワール栽培への献身をとても尊敬しています。
良いスパークリングワインには豊かな酸が欠かせません。良い酸をもちつつ熟した果実を収穫するために、余市では数回に分けて最適なタイミングで収穫を行いました。
収穫後は、岩見沢の醸造場「10Rワイナリー(代表ブルース・ガットラヴ氏)で、葡萄を房のまま軽く搾り、フリーランの果汁だけを取り出して、野生酵母で一次醗酵させました。
そして翌2018年春、このキュヴェ(原酒)を足利のココ・ファーム・ワイナリーに運び、蔗糖と酵母を加え、すばやく王冠で打栓しビン詰しました。このティラージュビン詰の後は、涼しいセラーに静かに寝かせています。
ワインは、ビン内で二次醗酵しながら繊細で細やかな泡を生み出し続け、さらに71カ月間酵母の澱と接触しながら、ゆっくり熟成していきました。
この長い熟成の時を経て、ワインは香りの複雑さとボディの厚みを増していき、いよいよ2024年春、最高の状態になったワインを、こころみ学園の園生達が約60日間毎朝毎晩ビンを45度ずつ回してルミュアージュを行いました。
その後、ビン口の澱を冷却機でマイナス30℃まで凍らせ、デゴルジュマン(澱抜き)を行い、最後にアッサンブラージュ法で、2023年北海道余市の藤澤農園産のツヴァイゲルトの赤ワインを少量加えて味わいと香りのバランスを整え、ナチュールの状態で打栓し、ワイヤーをかけました。
優れた葡萄栽培家による上質な葡萄、世界基準の醸造家による丁寧な醸造、ルミュアージュやデゴルジュマンなどの寡黙な手仕事、膨大な歳月により生み出されたスパークリングワインです。
色合いは明るいサーモンピンク。香りはピンクグレープフルーツやフランボワーズに、トーストや紅茶、ナッツ、澱の香りが加わり複雑に感じる。味わいは泡がきめ細やかでしっかりとした酸と共に果実の甘やかさを感じ、余韻に澱からくる香ばしさや旨味を感じます。
美しいバラ色、芳醇な香り、のびやかな酸、上品なコク、お楽しみいただければ幸いです。
相性の良い料理は、ホタルイカとわかめの酢味噌和え、キノコのアヒージョ、スモークサーモンと春菊のカルパッチョ、ボルシチ、蛤の天ぷら、ホタテのコロッケ、アランチーニ、海老の棒春巻き、ディアボラ風チキンソテーなど。
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■葡萄品種:ピノ・ノワール 76% ■葡萄品種:ムニエ 22% ■葡萄品種:ツヴァイゲルト 2% ■産地/畑:北海道余市町/木村農園 ■醗酵:ステンレスタンク ■タイプ:辛口 ■アルコール度:12.6%
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■発売:− ■納期:通常1〜3日 ■保存:冷暗所 ■配送:普通便 ■化粧箱:無し
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