| | 燗酒のつけ方といっても、そんなに小難しいことはありません。鍋などの容器でお湯を沸かして、60度前後(水面が揺らめいてくる位)になったら火を止め、その中に徳利を入れて温めます。
徳利をお湯に入れ、適度な温度に温まるまでしばらく待ちますが、湯量や徳利の容量によって燗をつける時間はかわってきます。温度計で確認すれば間違いありませんが、慣れてきたら徳利の底を触って、自分好みの温度を確認しましょう。また一般的に、ゆっくり温めることが美味しい燗酒をつけるポイントといわれています。ぐらぐらと煮立ったお湯につけて、急激に酒の温度を上げような燗のつけ方は、酒の香味が崩れてしまうのでお薦めいたしません。
燗酒を楽しむ肝心なポイントはその温度。それぞれの好み、酒質によって、燗の適温は違うと思いますが、酒は温度帯によってさまざまな表情を見せてくれます。それぞれの温度帯を試して、燗酒の魅力を存分にお楽しみ下さい。- 日向燗 (ひなたかん) 30℃近辺
- 人肌燗 (ひとはだかん) 35℃近辺
- ぬる燗 (ぬるかん) 40℃近辺
- 上燗 (じょうかん) 45℃近辺
- あつ燗 (あつかん) 50℃近辺
- 飛びきり燗 (とびきりかん) 55℃以上
| | |
|
※ 買い物かご以外でも、オーダーシートからもご注文いただけます。 ※ ご利用の場合は、左の「オーダーシート」ボタンをクリックして下さい。 |
|