霧島町蒸留所が蔵を構える霧島市は、県本土のほぼ中央部、北部には日本で最初の指定を受けた国立公園である霧島連山を有し、南部は広大な平野部が錦江湾に接し、雄大な桜島を望む。旧霧島町は、面積の3分の1が霧島神宮の敷地、3分の1が国有林となっており、残り3分の1の場所に町民が暮らしています。

霧島山系から裾野、平野部を経て錦江湾まで流れる清く豊かな天降川、その流域に広がる豊かな田園、そして山麓から平野部まで温泉群等を有する、海、山、川、田園、温泉など多彩で自然豊かな土地柄です。．．．もっと見る

霧島町蒸留所が蔵を構える霧島市は、県本土のほぼ中央部、北部には日本で最初の指定を受けた国立公園である霧島連山を有し、南部は広大な平野部が錦江湾に接し、雄大な桜島を望む。旧霧島町は、面積の３分の１が霧島神宮の敷地、３分の１が国有林となっており、残り３分の１の場所に町民が暮らしています。霧島山系から裾野、平野部を経て錦江湾まで流れる清く豊かな天降川、その流域に広がる豊かな田園、そして山麓から平野部まで温泉群等を有する、海、山、川、田園、温泉など多彩で自然豊かな土地柄です。 創業明治44年（1911年）、日本最初の国立公園に指定された霧島連山の麓、この豊かな自然環境に囲まれた霧島町で一番古く、鹿児島で一番小さな蒸留所です。以前は、さつま霧島酒造という社名でしたが、合併でなくなる霧島町の地名を後生に残したいという願いから、平成17年より霧島町蒸留所に変更しています。 霧島町蒸留所の年間生産量は約八百石、農村の魂と汗の結晶であるさつま芋と国産米、霧島山によって清められた豊かな湧き水、創業以来受け継がれる54本の貴重な和甕を用いて造られています。百年前に日本の職人が手作りした和甕は、色も形も大きさも一つ一つ違い、焼酎を柔らかな風味に仕上げてくれます。 特に同社を代表する人気銘柄「明るい農村」シリーズは、個性の強いネーミングのインパクトとともに、昔ながらの甕壺仕込みから生まれる原材料に由来したふくよかな香味がよく引き出された絶品です。 自社製造を再開して僅か一年、平成１６酒造年度の鹿児島県本格焼酎鑑評会で優等賞受賞。平成１８年には、ふるさと認証食品として認証。そして、平成１９酒造年度より５年連続優等賞受賞を達成し、更に平成２４年には、数ある鹿児島県の芋焼酎の中でも第一位となる総裁賞代表受賞という栄誉に輝いています。 明るい農村の酒名の由来となっている「よき焼酎は、よき土から生まれ、よき土は、明るい農村にあり」という霧島町蒸留所の理念、雄大な自然環境に包まれ、人が土とかかわり、生まれたさつま芋や米を使って焼酎が生まれるという恩恵に感謝しながら、今後も「良き焼酎」を目指してかめ壺焼酎を造り続けてまいります。